| 曲げわっぱのお弁当箱 |
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曲げわっぱは、秋田県大館の工芸品です。
元々は、木こりが杉の生木を曲げて桜の皮で縫い合わせて作ったといわれ、
江戸時代には大館城主佐竹西家が、武士の副業として奨励、発展してき
ました。
曲げわっぱに使う木は、樹齢200年の「天然秋田杉」。乾燥のため3年間寝かせます。 板は、柾目がきれいで節のない、中心付近のドーナッツ状の部分だけを使います。
秋田杉の板は、薄くはいで熱湯に漬け、軟らかくした後、曲げ加工されます。 わっぱは曲げられたまま接着され、桜皮で留められ、「曲げわっぱ」の形が出来上がります。 ここまで2週間。約10行程が手作業で行われます。
この後、曲げわっぱに「塗りとみがき」の作業が入ります。
4〜5回繰り返され、この工程が2週間。検品まで入れると実際の製品化までに1カ月もかかるそうです。
よく「木は呼吸してる」と言われます。 曲げわっぱ弁当箱の特徴は、木の性質そのものです。 吸湿性に優れた曲げわっぱのお弁当箱は、適度に水分を調節します。
たとえば御飯の余分な水分は、天然木が吸収してくれる為、 おいしさが保たれると同時にいたみにくいという利点があります。 これは、プラスチック製のお弁当箱では経験しがたいものです。 お弁当箱自体が、木のにおいがするのでごはんもいい香りがします。
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参考: 大館曲げわっぱ協同組合